こんにちは。アラ還Senior主婦$ファイナンシャルプランナーのようこです。
11月13日と20日に、CFP資格審査試験を受験してきました!
CFP®資格は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2022年3月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるものです。原則として一国一組織により資格認定が行われており、日本においては日本FP協会が認定しています。
CFP®資格とは? | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
下記の記事もご参考にどうぞご覧ください。
CFP資格審査試験とは
CFP®資格審査試験(CFP®試験)は、Financial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)と特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下、協会という)との業務提携契約に基づき、協会が実施するものです。
CFP®資格審査試験 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
CFPになるには、まずCFP資格審査試験を受験する必要があります。CFP資格審査試験には次の6科目があり、すべてに合格しなくてはなりませんが、同時には1科目から6科目までの好きな科目数、順序も自由に受験することができます。
1日目
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
2日目(1日目の1週間後の日曜日)
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計
1科目あたりの試験時間は2時間、科目間の空き時間は1時間です。1日に3科目、2日間かけて6科目の試験が実施されます。
受験体験記
今回の受験科目
CFP資格審査試験は、全国で16会場しか実施がなく、泊りがけなど遠方から受験される方も多いようです。その場合は、移動時間、交通費や宿泊費も考慮に入れなくてはならないかと思いますが、ありがたいことに私は自宅から片道1~2時間程度の会場で受験することができます。
前回6月に受験してみて、1日1科目に集中するのが自分の性格に向いていることがわかったので、今回は欲張らず、1日1科目ずつ、2週にわたり2科目を受験することにしました。今回、私は次の科目を受験しました。
- 不動産運用設計 1日目の12時半~14時半
- 相続・事業承継設計 2日目の15時半~17時半
『不動産運用設計』は初めての受験、『相続・事業承継設計』は前回に続いて2度目の受験でした。
これらの科目を選択した理由ですが、まず後者は、前回不合格になったため。
前者は、今後所有している不動産をはじめて賃貸する予定があるため、その準備も兼ねての勉強です。
勉強方法
私は独学ですので、教材は、市販のCFPの過去問集集と、FP1級のテキストを使用しています。ただし、前回受験してみて、CFP対策にFP1級のテキストを使うのは過不足があるように感じましたので、『不動産運用設計』に関してはCFP資格審査試験対応のテキストも購入しました。過去問題集の解答・解説が丁寧なので、よく読みこみ、理解できないところはインターネットなどで調べたり、FP協会の過去問解説(会員限定)や、Youtubeも利用しました。
勉強は前回の試験が終了して間もなくの7月頃から開始しました。10月の宅建も受験予定でしたので、まずは重複する範囲から、広く浅くYoutubeを視聴したり、テキストを読んで基本的な問題に取り組むということから始めました。
宅建を受験できないと決まった10月初めごろから、CFPの過去問題集に本格的に取り組んでいきました。『相続・事業承継設計』は2回目の受験で、しかも実はもともと得意分野なため、
得意なので、前回はほとんど勉強せずに受験したら、見事に不合格となりました(笑)
この時期は『不動産運用設計』の勉強に充てる時間を多めにとっていました。
しかし、だんだんと『不動産運用設計』のほうが勉強しやすく、得点がとれそうな感触が強くなってきました。それで、11月に入ってからは、『相続・事業承継設計』にも時間をとるように心がけながら勉強を進めていました。
当日のこと
前回と同じ会場でしたので、余計な不安なく臨むことができました。服装は7分袖シャツにカーデガン、ハーフコートで行きましたが、空調がばっちりなので、2日間ともシャツのみで受験できました。
会場により異なるかもしれませんが、脱いだ服は、コートも含め鞄に入れるように指示がありました。来年など受験される方は、大きめのバッグを持参される方がいいと思います。
これも会場によるのかもしれませんが、マスクが不織布指定でしたので、余計に少し暑く感じるかもしれません。
自己採点の結果
試験翌日の10時に模範解答が発表されます。合格ラインは試験の都度、科目によっても異なり、合格発表とともに発表されます。
問題はすべて選択式で、各科目とも50問出題されます。過去の傾向では、難易度により28問~33問正解くらいが合格ラインとなることが多いようです。35問正解できれば合格の可能性が高そうです。
今回の自己採点の結果は次のとおり。
- 不動産運用設計 50問中、40問正解
- 相続・事業承継設計 50問中、44問正解 (前回は29問正解で不合格)
どちらも合格が見込める得点です!
とくに『相続・事業承継設計』は、前回29点からの15点上乗せ!
じつは過去に、税理士試験で相続税を数回落ちているのですが、そのときに勉強したことと、実生活で相続と贈与を何度か経験したことで、ここまで得点できたように思います。今回やりきった感が大きく嬉しいです。
『相続・事業承継設計』は計算は難しくないですが、制度が複雑なので、馴染みのない方には得点をとるのが難しい科目だと思います。
対照的に、『不動産運用設計』は計算が多いですが、私には比較的勉強しやすい科目という印象でした。この組み合わせで勉強したこともよかったかもしれません。
次回へ向けて
次回のCFP資格審査試験は、来年の6月に実施されます。
残り2科目『ライフプランニング・リタイアメントプランニング』『リスクと保険』です。
両方受験するか、1科目ずつゆっくり受けるか、状況により決めたいと思っています。
『ライフプランニング・リタイアメントプランニング』は受験したいと思っていますので、テキストと過去問題集は購入済み、少しずつ勉強を始めようと思います。